【緩和、NST、褥瘡・ポジショニングラウンド】
◎緩和ラウンドやカンファレンス
当院のがん疾患の方に対しての緩和ケアチームがあり、
リハビリ・医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・相談員で、
緩和ラウンドやカンファレンスを行うことで連携を図っています。
緩和ケアの患者様やご家族の方に寄り添い、
様々な痛みや日常生活活動の希望に合わせ、
ご本人の活かせる機能を最大限に発揮出来るように関わりをもっています。
また、入院患者様の中には、低栄養の方や褥瘡ができている方がいらっしゃいます。
当院には、NST(栄養サポートチーム)ラウンドや褥瘡ラウンドという活動があり、
それぞれにリハビリスタッフが参加しています。
◎NSTラウンド
週に2回、
リハビリ・医師・摂食嚥下認定看護師・病棟看護師・管理栄養士・薬剤師・臨床検査技師とともに、
低栄養患者様の栄養状態の評価、今後の栄養管理方法を検討しています。
◎褥瘡・ポジショニングラウンド
週に1回、
リハビリ・医師・褥瘡管理看護師・病棟看護師・管理栄養士・薬剤師とともに褥瘡の経過を追いながら、
治療方針の検討を行っています。
また、褥瘡の発生や悪化の予防を目的として、
看護師・リハビリスタッフで褥瘡発生のリスクのある患者様を対象にポジショニングを行なう、
ポジショニングラウンドを週に1回行なっています。
このように、様々な専門スタッフと連携を取り、
入院患者様一人ひとりに合った支援を行っています。
この活動を通して、リハビリをすること以外の大切なことに気がつくことができています。