[2021/10/21]
先日、内側側頭葉てんかんに対する側頭葉切除術を、三鷹機器の外視鏡Hawk Sightを用いて行いました。この手術での使用は日本ではまだ少ないかもしれません。
皮切からマイクロサージェリー、閉創まで通しで行いました。
当施設では小さめの開頭で行いますが、外視鏡があると、皮切から開頭も細部まで、看護師や見学者にとっても見えやすいです。
脳内の深部操作には、ある程度慣れが必要と感じましたが、側頭葉先端を見るときのlook upの視野は、術者が低姿勢にならずに済むのが良かったです。
4K画面の拡大画質は非常によく、カメラの操作性や照明、フォーカスの機能などの発達でさらに洗練された外視鏡になる将来性も感じられ、とても有意義な経験でした。